「花粉症の予防と対策について」

1 花粉症になる人の特徴

生まれつきアレルギー体質の方はいますが、その他に大きく分けて2つ原因があります。
1つは不規則な生活習慣、2つめが栄養不足などの食習慣です。
また、環境にも左右されます。
田舎よりも排気ガスの多い都会の方が、花粉とのダブルパンチでアレルギー反応が出やすいです。
さらにアスファルトが多い都会では、田舎と違い花粉が土に吸収されずに再び舞い上がってしまい、
結果的により多く花粉を吸いこんでしまいます。
2 花粉症対策

では具体的に、花粉症対策があるのでしょうか。
生活習慣と食習慣に分けて解説します。
2-1 生活習慣編

① こまめに部屋の掃除をする

マスク等の道具に意識がいってしまいがちですが、 出入りの際に確実に部屋に花粉が入ってきています‼
定期的に掃除をすると良いです。
② うがいや洗顔をする

外に出ると、どうしても花粉が体についてしまいます。
もちろん外に出ないわけにもいきませんから、うがいや洗顔をこまめに行うと良いです。
洗顔は化粧が崩れるので、うがいだけでも効果的です。
また、スプレーマスクを使って化粧の上からバリアを張ることで、花粉が体の中に入るのを防いでくれます。
③ 布団は外に干さない

天気予報やアプリで花粉情報を確認し、多い日には布団は外に干さないようにすると良いです。
乾燥機があれば一番ですが、無ければ花粉の舞う量が増える午後を避け、午前に干しましょう。
部屋干しもおすすめです。
匂いが気になる人は、切ったレモンと一緒に洗濯するのも一つの手です。
色移りせず、部屋干し独特のにおいが消えますので試してみてください。
④ 着る服に気を付ける

花粉は綿などのぼこぼこしたものより、ナイロンのようなツルっとした生地の方がつきにくいです。
着る服をすべてナイロンにするのはさすがに無理があるので、
一番上に着る服だけでも考慮してみてはいかがでしょうか。
2-2 食習慣編

① 青魚を新鮮な状態で食べる

イワシやアジ、サバなどの青魚にたくさん含まれる油がアレルギーの症状を抑えます。
ただし、この魚の油は酸化すると効果が薄まるので生魚などの新鮮な状態で食べることが大切になります 。
② 加工食品などの添加物や野菜不足に気を付ける

練り製品や菓子類などの加工食品は食品添加物が多く使われているため、
体本来の免疫機能を損なうのでアレルギー症状が悪化します。
野菜不足でも免疫機能が低下するので、気をつけてください。
③ 腸内環境をととのえる

免疫の力(バリア)を果たすのが腸になります。
このバリアが弱いとアレルギー症状もひどくなってしまいます。
納豆やキムチ、無糖ヨーグルトなどの発酵食品を食べるとアレルギー症状が改善することもあります。
3 花粉症のプチ豆知識

意外と知らない花粉症に関してのプチ情報をお伝えします。
3-1 花粉が飛びやすい時間帯

花粉は1日中同じ量が飛んでいると思いがちですが、実は気温によって違います。
気温が高ければ高いほどよく飛び、昼から午後2~3時にかけてがピークになります。
この時間帯を避けて外出するのもいいでしょう。
3-2 花粉飛散リアルタイム情報

環境省のホームページからのリンクで飛びますが、
こちらの日本気象協会のサイトがわかりやすいので参考にしてみてください。
4 まとめ

いかがでしたか?
花粉症で困っている方はもちろん、そうでない方も体の反応によるので今かかっていなくても
いつ花粉症になるかわかりません。
予防・緩和するためにも、食習慣や生活習慣に気を付けながら健やかに毎日を過ごしたいものですね。
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